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おままごと道具を洗いたいんだ

更新日:9月12日

今日、朝からおひさま組のS君が、しきりに「おままごとのおもちゃを川で洗いたいんだよ」と言っていて、遊びに使う時に泥がついていて遊べないからかなと、そんな風に勝手に思い込んで「そうなんだね」とあっさりと返事を返しました。


お弁当も食べ終わった午後、S君が「おままごとのおもちゃ、川で洗うね~」と言いに来たので「うん、わかった~」と言って、S君の動きが見えるところで様子を見守っていたら、なんと、おもちゃ棚のかごを全て川っぺりに運び、S君のやり始めたことに興味を持って寄ってきた、A君、Y君、R君、Hちゃんとともに、おもちゃ(ままごと道具)を一つずつとっては川で丁寧に洗い、かまどのコンクリートの上に干し始めました。


5人とも、黙々とかご、川、かまどをくるくると行ったり来たりして、次から次へときれいにしていきます。


S君は、みんなの動きを見たり、干し場所がいっぱいになりかけたら、全部が干せるように場所の確保をし始めたり、リーダー的にみんなを引っ張っています。


それぞれ、洗った後に鏡のように顔が映る!とか、ピヵピカ光ってる!とか、自分の仕事の成果を嬉しそうに見せてくれます。



そして、最後にはおもちゃがはいっていたかごもしっかり洗ってくれて、かごに付いている写真を元に、種類別にきれいに収納までしています。


きれいになったおままごと道具たちは、最後、S君とHちゃんに運ばれて、棚にもどりました。


S君は、自分が使いたいものを洗うのではなかったんです。

全部をきれいにしたかったのです。

どうしてそう思ったのか聞いていませんが、今日おままごと道具がぴかぴかになり、いろんな種類のものがまぜこぜになっていたのも、きれいに整頓されました。


5人とも終始楽しそうにしていたのが印象的でした。



子ども達、素敵です。

片づけてくれたからとか、きれいにしてくれたからとかいう表面的なことではなく、この一連の行動の一つひとつに子ども達の心持ちが見え、育ちの栄養が溢れ、どんな言葉で表せばいいのかわからない深いものを感じました。


言葉にできたのは、「ありがとう」の5文字でした。