ちょっと前から、軽トラの荷台が遊び場になる時があります。
体の小さな風組さんも、タイヤに足をかけたら登れるようになりました。
でも降りられないので、誰かが降ろしてあげないといけません。
今日、風組のMちゃんが大きな男の子たちに交じって荷台に乗っていました。
水道のところにいたスタッフの耳に、荷台の子どもたちのやり取りが聞こえてきました。
「自分で降りられない子は、登らない方がいいんだよ、まっちゃんが言ってたよ」
少し前に、おひさま組のFS君が木登りに挑戦。なかなか登れなくて、まっちゃん登らせて~と言ってきました。
う~ん、自分で登れないと自分で降りられないからな~
まっちゃんが手伝って登るより、自分で登れるようになった方がいいね~
と呟いたのを覚えていたんだね。
子どもたちの声を聴いて、どんな状況かと軽トラの方に目をやったら、FS君の話をきいたIS君が、Mちゃんに降り方を一生懸命教えています。
足をタイヤにかけるんだと。
自分の大事な剣が、他の子に触られるかもしれないのに、Mちゃんに寄り添っています。
Mちゃん、チャレンジしますが「こわいよ~」と言います。
あきらめずにサポートするIS君。
最終的には、IS君に抱っこしてもらって降りたMちゃんでした。
IS君の気持ちと頑張りは伝わったと思うよ。近い将来、Mちゃんは自力で降りられるようになっているよ。ありがとう、IS君。
はじまりの会から2か月ちょっと。
子ども達は、仲間としてまとまってきています。
皆が、それぞれのことよく見ているし、考えています。
夏休みまで、あと20日ほど。
今後も子どもたちの成長がますます楽しみです。
(動画、周りの子どもたちの声がたくさん入っています。)